ユーロドル1.10台中心で方向感のない動き
27日の東京市場でユーロドルは1.10台半ば中心の動き。
株式市場を中心に混乱した余波で、金融市場間の連動は未だ弱く、日中は米長期金利の低下にともなうドル売りにつれユーロドルが強含む局面もありましたが、その後も長期金利が低下を続ける中でドルは反発、ユーロドルは一時1.10を再び割り込む動きとなっています。
テクニカルにはユーロドルは昨日来の上昇で一目均衡表の「雲」の上限を超え、日中一時、90日、21日、200日の各移動平均線の集中する1.1050-90の抵抗帯も上抜けています。ただ、上記の通りその後は反落、東京時間20:00現在は1.1016レベルで、抵抗帯と「雲」の上限(1.1009)に挟まれた位置にあります。3/9の高値1.1495から3/23の安値1.0636への下落の半値戻し1.1065もこの間達成しており、チャート的には一旦落ち着いた形となっています。
コロナウイルス拡大は収まる気配を見せず、本日20:00過ぎには英国のボリス・ジョンソン首相が自らの感染をツイートしていますが、ユーロは反応薄。
序盤の欧州主要国の株価指数はほぼ全面安。本日この後は21:30に米2月の個人所得、個人支出、23:00に3月ミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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