株堅調、ドル円111円台雲つきぬけ
週明けの東京市場では消費税増税の先送りがほぼ確実となったことや週末のイェレン議長の発言が早期利上げを否定しないものだったことを受けて全般的にリスクオンムードが高まり、日経平均株価は前週末比233円高の17,068円で終了、終値で17,000円台を回復しました。
ドル円も同じ流れで円安となり朝からほぼ一本調子で上昇、111円台にのせ高値111.39をつけています。ドル円は111.25近辺にある一目均衡表の雲の上限を抜けた水準で取引されていることから、この水準を維持できれば明日は完全に雲を上回ることとなります。
上値目処としては4/28「日銀ゼロ回答」急落前の水準が111.88、その三営業日前の高値111.91あたりが意識され、この水準に到達できれば約一ヶ月かけて「日銀追加金融緩和前の根拠の薄い上昇」水準を回復することになります。
今朝方発表となった4月の本邦小売売上高は前月比変わらずで予想-0.6%を上回っています。
本日は米英市場が休場となるため海外時間は方向感が出にくい動きとなる見込みです。
序盤の欧州株式指数先物は堅調に推移。
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