ドル円、日経平均底堅く推移、海外で一段高

本日の東京市場では昨晩原油の先行きの需給逼迫予測より原油先物価格が上伸した流れを引き継いで

ドル円、日経平均底堅く推移、海外で一段高

ドル円、日経平均底堅く推移、海外で一段高

本日の東京市場では昨晩原油の先行きの需給逼迫予測より原油先物価格が上伸した流れを引き継いでリスクオフが弱まり、ドル円は108円台後半で小動き、日経平均は底堅く推移しました。原油先物価格は東京市場で48ドルに達しその後も上伸しています。

日経平均終値は前日比186円高の16,652円。市場では明朝発表される本邦の第一四半期GDPに注目が集まっていますが、数値が悪いのを見越してその先の消費増税見送り、補正予算、財政出動、追加緩和等を期待して緩いリスクオン基調となっており、ベースの数字の悪さ自体は折込済みとの見方が広がっています。

ただ、やや決めうちの過ぎた見方とも感じられ、GDP悪化にもかかわらず政府が市場期待するような対応をとらなかった場合等の株・為替の反動も懸念されるところです。
GDPの予想の中心は年率季節調整済み前期比で+0.3%(前回-1.1%)発表は朝8:50。
海外時間に入りドル円は一段高、一時109.50をつけています。
チャート的には5日間の膠着相場を終了してやや上放れしそうな形にもなってきていますが、このまま13日の高値109.56を抜け110円を伺う流れになるとしても、明日のGDP以降でしょうか。

序盤の欧州株式指数先物はおおむね上昇、リスクオンの流れが継続。
今晩は21:30から米住宅着工件数、消費者物価指数。22:15から鉱工業生産の発表があります。

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