ユーロドル米長期金利低下につれ上昇後 欧州時間にかけ反落(8/26夕)

週明けの東京市場でユーロドルは反落。

ユーロドル米長期金利低下につれ上昇後 欧州時間にかけ反落(8/26夕)

ユーロドル米長期金利低下につれ上昇後 欧州時間にかけ反落

週明けの東京市場でユーロドルは反落。序盤は1.11台半ばで取引されましたが、徐々に値を下げる展開となり、夕刻欧州勢参入後は下げ足を速め東京時間18:30現在は1.1120レベルでの取引です。

週末の海外市場ではパウエル議長のジャクソンホールでの基調講演に注目が集まりましたが、明確な手がかりは得られず、やや消化不良気味だったところに講演を挟んで中国と米国の関税報復合戦が激化。リスクオフと米長期金利低下の流れにユーロドルは21日移動平均線を上抜け1.1144で越週。

本日オセアニア時間には一時1.1164まで上昇する局面もありましたが、すぐに下落に転じています。とはいえ本日ドル円が乱高下したのに比し相対的には小動きで、また明確な材料もなかったことからドル円でのドルの売り買いにつられての動きだったように思えます。
ただ、夕刻発表された8月のドイツのIFO企業景況感指数は軒並み事前予想を下回っており、この時間のユーロドルの頭を重くしています。

テクニカルにはユーロドルは本日の下落で再び21日移動平均線(本日1.1137レベル)を下回ってきていますが、今回も各金融市場はトランプ大統領に振り回された感が強く、テクニカル分析が必ずしも有効な局面とは思えません。
結局のところ猫の目のように変わるリスクオンオフとそれに反応して動く米長期金利、株価を軸として、当面為替相場は不安定な動きとなりそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米シカゴ連銀全米活動指数、耐久財受注、23:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表があります。

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ユーロドル日足

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