ユーロドルじり高 ネックラインを切らずに「雲」の中へ反転(7/18夕)

18日の東京時間にユーロドルは強含み。

ユーロドルじり高 ネックラインを切らずに「雲」の中へ反転(7/18夕)

ユーロドルじり高 ネックラインを切らずに「雲」の中へ反転

18日の東京時間にユーロドルは強含み。昨日欧州序盤につけた1.1200を底値に反転し、それ以降はほぼ一方向のじり高推移。一時1.1244の高値を付け東京時間18:00現在は1.1240近辺で取引されています。

昨晩は米国の住宅、建設関連指標の不冴えと、株価の軟調、米長期金利の低下と海外時間でドル売り材料が重なったことでユーロドルはヘッドアンドショルダーのトリガーとなるネックライン(昨日1.1996)を前に反転。逆に一目均衡表の「雲」の中に再突入する形となりました。
目先のターゲットは1.1245にある90日移動平均線。一方下値は上記ネックラインが本日はやや上昇して1.1197レベル。

一方で英国の首相選で離脱強硬派のボリス・ジョンソン元外相の優勢が揺らいでおらず、就任後に予想される混乱が欧州圏の景気先行き不透明感を強めています。一昨日の独ZEW指数の2010年以来の悪化にみられるように域内の景況感も芳しくなく、とても一方向でのユーロ買いには傾けられる状況にはありません。ベースとしては米国中心の金利相場の中で、ユーロドルは上下どちらにも動きうる状況といえます。

序盤の欧州株価指数先物は、米国、アジアの株安を受けてほぼ全面安。
本日この後は21:30に米新規失業保険申請者数とフィラデルフィア連銀製造業景況指数、22:00に景気先行指数の発表があります。

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ユーロドル日足

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