ユーロドル 米独立記念日休場前で無風状態
4日の東京市場でユーロドルは1.12台後半を横這い推移。日中レンジは1.1278-95の20pips弱と凪状態。今晩米市場が独立記念日で休場であることに加え、明日夜に米雇用統計も控えており、基本的には動きのとりにくい状況、東京時間18:30現在は1.1285レベルでの取引です。
18:00に発表されたユーロ圏の5月の小売売上高は前年比+1.3%と事前予想+1.6%を大きく下回りました。これに加えて、ラガルドIMF専務理事のECB総裁指名の余波もあって、金利先安感から本日夕刻、独10年もの国債利回りは最低値を更新、一時ECBの預金金利-0.4%を下回る-0.407%をつけています。ただ、為替市場の反応は鈍く、大きな動きは出ていません。
テクニカルも変わらずで、ユーロドルは日足の一目均衡表の「雲」の上限に腰掛けながら本日1.1301レベルの21日線に頭を抑えられての落ち着いた動きとなっています。
長期金利の低下と金利先安感を背景に序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇。
本日この後海外時間に重要な経済指標の発表や、要人発言等は予定されておらず、このまま静かな動きが続きそうです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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