ユーロドル 材料難の中1.13台後半で小動き(6/26夕)

26日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。1.1353-74と20pipsほどのレンジ内での取引に終始し、東京時間18:30現在は1.1360レベルで取引されています。

ユーロドル 材料難の中1.13台後半で小動き(6/26夕)

ユーロドル 材料難の中1.13台後半で小動き

26日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。1.1353-74と20pipsほどのレンジ内での取引に終始し、東京時間18:30現在は1.1360レベルで取引されています。

昨日の東京時間に1.1412の直近高値をつけて以降ユーロドルは軟調に転じており、昨日は5営業日ぶりに陰線引けとなりました。夜間にブラードセントルイス連銀総裁が「7月のFOMCで0.5%の利下げが必要とは考えていない」と発言したことからドルに買い戻しの動きが強まり、ユーロドルは一時1.1344まで下げました。しかし、その後パウエルFRB議長が先日のFOMCで決定されたハト派姿勢を強調する講演を行ったことから1.13台後半に値を戻しています。

週末大阪のG20を控え各金融市場は警戒感を強めていますが、米中首脳による貿易協議進展の有無が主要な関心事となっていることもあり、ユーロドルはどちらかといえば影響を受けにくい組み合わせと言えそうです。
テクニカルにはユーロドルは本日1.1346にある200日移動平均線付近で一旦下げ止まっており、1.12台前半まではサポートも厚く下値は固そうです。一方レジスタンスは昨日高値1.1412、昨年9月高値1.1815からの下落の半値戻しが1.1460あたりにある程度。

序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇。今晩この後は20:00にMBA住宅ローン申請指数、21:30に米耐久財受注の発表が予定されています。

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