ユーロドル 重要イベントを前に小じっかり(4/10夕)

10日の東京市場でユーロドルは1.12台後半で小じっかり。東京時間18:30現在は1.1275レベルでの取引です。

ユーロドル 重要イベントを前に小じっかり(4/10夕)

ユーロドル 重要イベントを前に小じっかり

10日の東京市場でユーロドルは1.12台後半で小じっかり。東京時間18:30現在は1.1275レベルでの取引です。
市場はECB理事会、英国のEU離脱延期を巡るEU首脳会談、FOMC議事要旨公表等のイベントを今晩に控え様子見気分が強く、大きな動きはありませんでした。

現在のEU離脱期限を今週末に控え、英国のメイ首相は6/30までの期日延期をEUに要請していますが、EU側はEUの活動を阻害しない条件付でより長期間の延期と国内合意成立後速やかな離脱を認める案を検討する予定です。今のところ12日に「合意なき離脱」に追い込まれる可能性は低いとみて、現在のユーロドル相場が形成されていますが、メイ首相が国内の意見を統一できないままに首脳会談に臨む形となっていることも事実であり、また、延期には全27か国の賛成が必要ということもあって、結果は予断を許さない状況です。

加えて本日はECB理事会とドラギ総裁の記者会見も予定されています。
市場の注目ポイントはドラギ総裁の前回以降の景気認識の変化の有無と、にわかに浮上しているマイナス金利の修正議論。前回の理事会では年内政策金利を引き上げないことがステートメントに謳われ大きく相場を動かしましたが、金融機関救済のためのテクニカルな調整とはいえ、金利引き上げ方向の動きは気になるところです。

テクニカルにはユーロドルは中期膠着レンジの下限エリアから浮上し。21日移動平均線に頭を抑えられた形ですが、今晩は各イベントの結果次第で大きく相場が動く可能性があり、あまりテクニカルは通用しなさそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
今晩、時系列的には日本時間20:45にECB政策結果公表、21:30に米CPI公表とドラギ総裁記者会見の開始、深夜1:00にEU首脳会談開始、1:30よりメイ首相が討議に加わり、その後、時間未定ながらEU大統領の記者会見が行われます。また、深夜3:00には3月の米FOMC議事要旨が公開されます。

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