オーストラリア 2月小売売上高の予想
(4月2日10時00分現在予想)
明朝9時30分に豪州の2月小売売上高が発表されます。1月は予想+0.3%に対し結果は+0.1%で、豪ドル米ドルの相場は80ピップス程度豪ドルが売られました。この指標の前々日が金融政策の発表、前日が4Q・GDP発表で、GDPの結果は悪く、更に2019年1月の小売も予想以下になりました。従い、このGDPと小売売上高の結果が今日の金融政策に反映されてきます。
今日の金融政策要旨で、経済が予想以上悪化するか巡航速度を保っているのかが判断されます。後で要旨を見て当局者の概観を見ます。いずれにせよ、GDPの60%を占める明日の小売売上高数値は重要になります。
(2019年1月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ、黒い線より右は2019年2月予想値を加味)
青の○印は各年2月の数値です。
2019年の移動平均線は2018年と比べて若干下がり気味になっています。また、例年の2月数値(○印)は1月の反動が多く、2014年、15年、17年、18年は上下にぶれています。先月は0.1%でしたので、その意味から若干良くなることは考えられますが、大きくぶれる可能性は少ないと思います。
(2019年4月2日11:15、1豪ドル=0.7106米ドル)
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