日本第4四半期GDP速報値予想
(今回発表予想)2月13日14時現在
(1)GDP推移(前四半期比ベースと3四半期移動平均線:4Q予想値を加味)
明朝、日本のGDPが発表されます。第3四半期はマイナスを記録しており、今回は前期の反動で、消費・企業投資などが改善したことでプラスに回復するとの予想になっています。それでもエコノミストの中にはマイナス予想もありますので、もし2期連続マイナスとなると定義ではリセッションになります。
相場は本来GDPが悪いと円売り材料になりますが、既にマイナス金利を採用してから3年以上経過しており、今回の数値が悪くても追加緩和の手立てがなく材料視されないか、もし数値悪化で株価が不安定になれば、リスク回避の円買いも想定されかもしまれません。
(2)GDP推移(前年同期比ベース)
上図は予想数値にある前期比年率のチャートではありません。年率換算の実数値をベースに前年同期比を比較したものです。予想数値の前期比年率では(1)のチャートを上下に拡大したものになるので、あえて1年経過後のGDPを見たものです。プラスを続けていることは、毎年そこそこGDPが拡大している訳ですが、伸び率が非常に低く、ほとんど成長していないことが解ります。
ご参考までにユーロ圏GDPの発表予定時に付けたチャートを再度添付します。IMFが1月21日に公表した日米欧のGDP見通しになります。
(2月13日15:00、1ドル=110円65銭、1ユーロ=125円45銭))
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