オーストラリアの10月住宅ローン貸出の結果
本日、10月の住宅ローン貸出件数が公表されました。
結果は+2.2%で、予想(▼0.4%)を大きく上回り、エコノミスト予想レンジ上限(+1.5%)も越えました。また9月は当初の▼1.0%から変わっていません。
豪州の住宅関連指標はやっと下げ止まった形です。まだこれまでの反動にしかすぎないと思われます。
(豪州統計局作成)
チャートをみると10月はトレンド(黒い線)が横這い近い流れとなりました。
過去の高値(赤い線)付近までの戻りが無いと住宅の底打ちはないと思われます。
個別明細は下記となっています。
10月は全ての項目で増加となりました。
豪ドル/米ドルは発表前に0.7180米ドル付近で推移していましたが、発表後に0.7223米ドルまで約40ピップス豪ドルが買われ、現在も0.7217〜18米ドルドル付近で推移しています。
先週に短期の豪ドル高トレンドを下抜け後、11月12日の底値0.7165〜70米ドル付近でダブルボトムになって下げ止まった形です。
先週の豪ドル経済指標はGDPを筆頭に予想以下が多かったために売られましたが、やっと一息のところです。
下値サポートは0.7160〜70、07120〜30米ドルにあります。上値抵抗線は0.7260、0.7280〜90米ドルに控えています。再度短期の豪ドル高に回帰するには0.73米ドルを越える必要があります。
尚、シカゴポジションが先週金曜日に更新されていませんでしたので、明日以降豪ドル、NZドルの相場についてお伝えします。
(12月10日13:00、1豪ドル=0.7218米ドル)
オーダー/ポジション状況
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発表予定:日本時間2018年12月10日午前9時30分
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