N$シカゴポジション(2018年11月19日現在)

NZドルのポジションは、ショートポジションを更に減らしました。ネットショートを4,800枚減らし

N$シカゴポジション(2018年11月19日現在)

シカゴポジション(CME)154

シカゴポジション(CME)154

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

NZドルのポジションは、ショートポジションを更に減らしました。ネットショートを4,800枚減らし、先週と合わせて計14,100枚減となっています。内訳はロング700枚増、ショート4,100枚減です。下のチャートを見ると、水色のトレンドライン抵抗線を上抜いてから、ほぼ一本調子にNZドル買いになり、2017年から続いた緩やかなNZドル安トレンドラインの下限(赤い線)内に入ってきています。もし2〜3週続けてこれが確認できれば、NZドル売り場探しとなり、相場展開により緑の上限ラインまでの上値があってもおかしくないことになります。当面はシカゴポジションのショートが無くった時にどこまで戻っているかがポイントになりそうです。

そのNZドル/米ドル相場は、短期NZドル開始時の下限ポイント0.6850米ドルまで一気に戻りました。この上の抵抗線は、0.6920〜30、0.6970〜80、0.7030米ドルと続き、短期NZドル安開始時点の上限である0.7060米ドルになります。但し、現状のNZドル上げが400ピップス以上もあったので、0.6700米ドルサポートを先に下回ると深い押し目がでてきそうです。
この下値までの間に0.6810、0.6780、0.6740米ドルの順にサポートあります。従い、0.67米ドル台半ば以下ではシカゴのショート買戻しも出易い水準になりそうです。
(1NZドル=0.6854米ドル、11月19日15時40分現在)

シカゴポジション(CME)154 2枚目の画像

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
別途水色とオレンジを加えています。

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