ドル円113円台半ば、選挙後米株は上昇(11/8朝)

7日の海外市場でドル円は小幅反発。

ドル円113円台半ば、選挙後米株は上昇(11/8朝)

ドル円113円台半ば、選挙後不透明感払拭で米株は上昇

7日の海外市場でドル円は小幅反発。
米中間選挙で予想通り野党民主党が下院の過半数を獲得し、議会が上下院で与野党の優勢が異なる「ねじれ」の状態となったことで、ドル円は海外序盤に112.95までドル売りが進みました。しかし、選挙が終了したことによる不透明感の払拭から米株がNY序盤から上昇するとドル円にも次第に買戻しが入り、東京時間7:00現在は113.50近辺で取引されています。
トランプ大統領は昨夜会見で、与党が上院で議席数を伸ばしたことを歴史的勝利と表現、強気の姿勢を崩していません。市場はトランプ大統領の追加減税の可能性が後退したこと等の経済政策の推進力低下のマイナスを織り込みつつも、与野党の勢力が均衡に近づきトランプ大統領の暴走に一定の歯止めがかかることを比較的前向きに受け止めているものと見られます。昨晩NYダウは545ドル上げ26,000台に乗せています。

テクニカルにはドル円は昨晩日足の一目均衡表の「雲」の上限付近で下げ止まった形となっており、当分の間「雲」の横這いが続くこともあって113円近辺は底堅そう。一方上方向に目立ったレジスタンスは見当たらず、114円をクリアすれば直近高値の114.55を試す動きとなりそうです。

為替市場の関心は日本時間の明日未明に結果が公表される米FOMCにシフトしていますが、今回政策金利変更等は予想されておらず、発表後の議長記者会見も予定されていないことから比較的静かな動きとなりそうです。尚、選挙後、12月の米利上げの市場予想による確率は3%ほど上げて75%となっています。

ドル円113円台半ば、選挙後不透明感払拭で米株は上昇

ドル円5分足

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