ユーロドル21日移動平均線割れ
13日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。1.16台半ばでの小動きが続きましたが、夕刻欧州勢参入後に売り圧力が強まり、当面のサポートと目された21日移動平均線(本日1.1651レベル)を下抜けて東京時間18:30現在は、1.1625-30近辺で取引されています。
ドルに特段の買い材料が無い割にはユーロドルの下落が思ったよりも深く、基準線、転換線からも下放れして、上昇のモメンタムは大きく損なわれた形になりました。
昨晩公表された6月のECB理事会議事要旨で、メンバーに、物価目標が達成できない場合、来年夏以降も利上げを行わない方針がコンセンサスとしてあることが読み取られたこともユーロの圧迫材料となりました。
ユーロドルは雲から抜け落ち、21日線を下回ったことで、再び中期のサポートラインである、1.1500-10レベルを目指す形となっています。上値は今週下抜けてきた基準線、転換線、一目均衡表の雲の下限等がある1.16台後半から1.17台前半が逆に頭を押さえる形となっており、やや重めです。
序盤の欧州株価指数先物はユーロ安を好感しておおむね上昇。
今晩この後21:30には米国6月輸出入物価指数、23:00にミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表があります。
オーダー/ポジション状況
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