日銀短観悪化で株式市場混乱(2016年4月1日)

本日発表された日本銀行の3月短期経済観測調査において大企業の景況感(良い−悪い)が前回12月に比べて6悪化の6となり

日銀短観悪化で株式市場混乱(2016年4月1日)

日銀短観悪化で株式市場混乱(2016年4月1日)

本日発表された日本銀行の3月短期経済観測調査において大企業の足下の景況感(良い−悪い)が前回12月に比べて6悪化の6となり、前回予想の7、今回の市場のコンセンサス8を下回ったことから日本経済の先行きに懸念が広がっています。
また、企業の2016年の想定レートが通気で117.46と現在の水準112円台から見て調整が進んでいないと受け取られたことも今後の輸出企業を中心とした更なる業況悪化を連想させたことも加わり、午後の日経平均株価は一時500円を越える大幅安で取引されました。
為替市場も株式市場の下落に反応した形で円強含みで推移しており、ドル円は一時112円06銭まで下落。その後も112円台前半で推移、予想以上の日本経済の停滞とマイナス金利への事実上の無反応で市場は季明け早々日本経済に対し疑心暗鬼となりつつあります。

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