日経平均前場1,194円安、ドル円108円台後半(2/6昼)

NYダウの史上最大の下げから明けた東京市場の午前、日経平均は1,194円安の21,487.87と昨晩のNYダウの下げ4.6%を上回る5.26%の下げ幅となっています。

日経平均前場1,194円安、ドル円108円台後半(2/6昼)

日経平均前場1,194円安、ドル円108円台後半

NYダウの史上最大の下げから明けた東京市場の午前、日経平均は1,194円安の21,487.87と昨晩のNYダウの下げ4.6%を上回る5.26%の下げ幅となっています。
ドル円は朝方よりやや下げて108円台後半での取引、一時108.55まで下げる局面がありました。
米株式市場の影響を受けやすい日本の株式市場に下げ止まりを期待するのは無理がありますが、現状ではスパイラルを拡大し、逆に米株式先物を更に下落させる更なる悪循環に陥りつつあります。
スパイラル的な株価の下げに対するアンカーの役割を一部で期待された中国株も上海総合指数が2%を上回る下げとなり、今のところ連鎖安を断ち切ることは難しそうです。

一方今回の株価下落のきっかけとなった債券利回りは既に反転して低下、昨日一時2.88%まで上昇した米10年もの国債利回りは、雇用統計前の水準を大きく下回り、0.2%以上下げて2.67%台で推移しています。これだけとらえれば原因が元に戻っている以上株価も下げ止ってもよさそうなものですが、今回の場合上げが急激だった分持ち値の低い投資家も多く、また、ファンダメンタルズに対する過信もあって、切迫感があまりない分調整が逆に長引きそうな点が懸念されます。

また、円以外に危険避難先となりそうな金の上昇は本日1%弱と弱く、仮想通貨も割安感からの資産の逃避先とはならず、むしろ株と同時に下げる傾向で、ビットコインは本日70万円を割りこむ動きとなっています。
午後は、昨晩の海外の下落幅に達した日本の株式市場が後場に値を戻せるか注目されます。
ここまでドル円の動きは相対的になだらかですが、ここから更に日経平均が下落したり、海外市場での株安が止まらなかったりした場合には、108円割れを目指す展開が予想されます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る