ニュージーランド日用食品価格推移
NZ統計局が日用食品に関する物価推移を発表しました。日本と同じ様にバターの価格が急上昇しており、これが食品の物価を引け上げていると分析しています。
同国の金融政策は物価に焦点が集まっていますので、雇用増が実質賃金増に繋がれば金利関係に影響してくると思います。その底流で食品価格が上がっているので、記憶の片隅に留めておいた方が良いかと思います。ご参考まで。
(出所:NZ統計局)
青:バター、ピンク:チーズ、オレンジ:牛乳
2017年10月までの1年間で、食品価格は2.7%上昇。これは9月までの3%上昇に次ぐ物価上昇になっています。
但し、前月比では食品価格は▼1.1%で、トマト・レタス・きゅうり等の野菜やフルーツが▼6.8%で、物価下げの要因になっています。
食品価格の年率ベースでの推移は上記です。あくまで私見ですが、デフレ脱却には良い数値ですが、生活にはどうでしょうか?
(注)詳細はNZ統計局発表をお読みください。
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