豪州消費者物価指数予想(2017年4月25日)

(日本時間2017年4月26日朝10時30分発表予定)

豪州消費者物価指数予想(2017年4月25日)

豪州消費者物価指数予想

豪州消費者物価指数予想

                     (今回発表予想)4月25日13時現在

豪州消費者物価指数予想 2枚目の画像

(1) 消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均…今回予想値(赤い線)がでると、3ヶ月移動平均線も上昇傾向を維持されます。

豪州消費者物価指数予想 3枚目の画像

(2)CPI前年比(青)とインフレ目標値(緑)…緑は中銀インフレ目標値(2〜3%)を示し、今回予想通り(黒線右側)の数値がでると目標レンジ内入りとなります。

前回4Q・CPI年率ベースはまだ中銀目標値を下回っていましたが、今回予想通りになると9四半期ぶりに中銀目標値に入ります。下図の年率CPIと政策金利を見れば、今回予想数値の結果になると、中銀はこれ以上追加緩和が厳しい状況に置かれます。
過去にCPI>政策金利は2013年4Qにありましたが、約1年後には再度ディスインフレとなり、結果として利下げになりました。当時は鉱山関連の市況悪化から経済自体減速していましたが、今回は状況違うので豪ドル高になった場合でも利下げはし難いと思われます。

           CPI前年比と政策金利推移

           CPI前年比と政策金利推移

昨日の為替は小動きで0.7550〜85米ドル内で推移しています。今日は豪州市場は休場ですので、明日の数値次第で0.7490〜0.7610米ドルのレンジを抜ける勢い繋がるか注目されます。インフレ数値高くなれば、当面の緩和なしに豪ドル強含み推移になりそうです。もし豪買いが強まると、豪ドル高を望まない中銀がどの様な手を打つか注目されます。(4月25日13時30分、1豪ドル=0.7556米ドル)

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