豪州新規設備投資
4半期毎の新規設備投資の見込み額
(出所:オーストラリア統計局、実線黒:トレンドベース、灰色:季節調整済数値)
豪州の2016年12月末四半期の設備投資額が発表されました。
季節調整済ベースで、
全新規設備投資は前年比▼15.5%(前期比▼2.1%)となり、上図をみてもお解りの様に2012年から下降トレンドを継続しています。
内訳である、
@ 建物・建造物は前年比▼25.5%(前期比▼4.1%)、
A 設備・工場・機械は前年比+1.5%(前期比+0.4%)、
設備・工場などは上向きになっています。
特に@の大きなマイナス要因は鉱山関連で▼11.6%になっています。製造業は+7.8%ですので、相変わらず先行きに対しては鉱山関連が足を引っ張っている構図になっています。
豪ドル/米ドルはこの数値公表前は0.7692〜96米ドル付近で推移していましたが、9時半の公表後は0.7665米ドルまで急落しました。あまり市場では注目されていない指標ですが、やはり0.7710〜20米ドルの抵抗線に阻まれて、持ち高調整の豪ドル売り材料にされました。引き続き、0.7600〜0.7720米ドルレンジが中心になっています。(2月23日14時14分、1豪ドル=0.7688米ドル)
オーダー/ポジション状況
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