イタリアの銀行問題は依然要注意(2016年12月27日)

ユーロドルは、昨日こそ底堅い動きとなっていますが、

イタリアの銀行問題は依然要注意(2016年12月27日)

ユーロドル:12月27日のファンダメンタル分析

27日も英連邦系の市場が休日となったため、シドニー、香港、ロンドンと世界の主要市場がいまだクリスマス休暇で閑散な取引が続きました。東京市場では仲値のドル買い、NY市場では強い経済指標に反応してと、値幅こそ限定的ではあったもののドル円は一時117.62レベルまで上昇。ユーロドルも狭いレンジの中で終日底堅い値動きを続けたことから、ユーロ円は123.00まで水準を切り上げる動きを見せました。東京市場は年末モードに突入ですが、海外市場は本日から主要市場が戻ってくることもあり、動意づく可能性もあります。材料は少ないものの本格的なクリスマス休暇明けの一日となります。

ユーロドル:12月27日のテクニカル分析

今日のレンジは、1.0350~1.0500

ユーロドルは、昨日こそ底堅い動きとなっていますが、先週金曜以降のもみあいを抜け出してはいません。本日はロンドン勢が戻ってくる欧州市場となりますので動きが出て来る可能性はありますが、チャートからはここ数日の動きの上抜けトライを試しそうです。ただ、あまり大きな動きは期待できそうもありませんので、1.0440レベルをサポートに、1.0480レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドル円とユーロドル双方の動きから勢いは無いものの底堅い動きを続けています。本日も基本的には押し目買いの動きとなりやすく、122.60レベルをサポートに、123.10レベルをレジスタンスとします。

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