ドル円、米雇用統計控え143円台前半で小動き(9/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は143円台前半で推移、米雇用統計発表を控えた様子見ムードから動意薄の展開。

ドル円、米雇用統計控え143円台前半で小動き(9/6午前)

ドル円、米雇用統計控え143円台前半で小動き

6日午前の東京市場でドル円は143円台前半で推移、米雇用統計発表を控えた様子見ムードから動意薄の展開。朝方、143.46レベルで取引の始まったドル円は、序盤から143円代前半の狭い値幅でのもみ合い。8時台に高値143.49を付けた後、10時台には一時143.10まで軟化しましたが、その後は小反発し、東京時間正午現在は143.19近辺で取引されています。

日経平均株価は続落。寄り付きから、前日までの3日続落からの自律反発を期待した買いが先行し、9時台には一時241円高まで上げ幅を広げました。しかし、米雇用統計の発表を控える中で上値は重く、一時176円安まで値を下げるなど方向感を欠く展開となり、89円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、リスク回避の円買いなどを背景に、ドル円は米国時間朝方にかけ143円を割り、142.86まで下落。その後、米経済指標の好結果を支えとして144.24まで反発しますが、米雇用統計を控えたポジション調整などから再び下落し、143.45前後まで下げてアジア時間につないでいます。

本日この後は、米8月雇用統計が控え、引き続き市場の警戒感が強まっています。米景気への懸念がくすぶる中、雇用統計の結果いかんによっては、米FRBによる大幅利下げ観測が強まると見られています。

ドル円、米雇用統計控え143円台前半で小動き

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