豪州10月失業率予想 (2016年11月16日)

(発表11月17日、日本時間9時30分発表予定)

豪州10月失業率予想 (2016年11月16日)

豪州10月失業率予想

豪州10月失業率予想

                             (11月16日11時現在)    

豪州10月失業率予想  2枚目の画像

(1) 就業者数…9月は従前のプラス予想が結果マイナスとなり、2か月連続マイナスとなりました。10月はプラス予想になっています。依然低空飛行のままです(黒い線はゼロ)

豪州10月失業率予想  3枚目の画像

(2)失業率…まだ横ばい傾向続く。黒い線は5.6%で、今回予想は5.7%(平均は5.65%で四捨五入の結果)。で、依然横這い傾向。

17日に発表される豪失業率関連指数は、2か月連続でマイナスとなった就業者数がプラスに回復する予想となっています。レンジを見ると一部エコノミストが▼0.3万人予想になっており、全体では改善見込みなるも、一部ではまだ停滞を見る向きもあります。就業者の内容もフルタイムの減少、パートタイムの増加になっており、芳しくありません。一方で、失業者も減少しており、フルタイムへの就業を諦めた層が出て失業率が低く維持されている感じです。個人消費の観点からみると、この内容は手放しで喜べるものではないと思われます。

豪ドル/米ドルは今週の月・火は0.7520〜0.7580米ドルレンジで小動きに終始しています。まだサポートラインの0.7550〜60米ドルでどちらにいくか決めかねている感じです。ドル全面高の中で、対米ドルでの豪ドル売りとクロス円での豪ドル買い円売りが拮抗している感じになっています。どちらかと言えば豪ドル安に傾いているので、明日、この指標悪い方が反応出易くなります。(1豪ドル=0.7558米ドル、11月16日11時10分現在)

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