日銀現状維持で為替、株、やや強い(2016年11月1日)

本日昼前に日本銀行は市場予想通り政策金利を据え置きました。

日銀現状維持で為替、株、やや強い(2016年11月1日)

日銀現状維持で為替、株、動き無し

本日昼前に日本銀行は市場予想通り政策金利を据え置きました。
物価2%の達成時期の後ろ倒しも予想通り、国債買い入れ増加額80兆円も不変と意外感のない形にまとまり、15時からの黒田総裁記者会見も目新しい話はまったく無し。夕刻発表になった11月の国債買い入れ方針も前月と変化無し。「サプライズ狙い」も「バズーカ」も市場側の「催促相場」も影を潜め、見事なまでに市場に何も期待させない日銀が復活しています。

日中は手がかりのないままにドル円は104円台後半の小動き、日経平均株価も17円高で方向感なく終了しましたが、国債買い入れ方針まで確認した後は何事もなかった安心感から軽いリスク・オンになり、ドル円は105円に乗せてきています。
原油先物相場が昨晩大幅下落して、市場の重石になっていることを考えれば十分強い買いと言えるでしょう。

週明け懸念された「トランプリスク」もクリントンの優勢は揺るがないとの見方が広がり一段落、明日のFOMCの結果公表、週末の雇用統計を控えてはいるものの、波乱無しと見ればドル円は昨晩の高値105.23をクリアして先週末のFBI再操作報道前の高値105.53をやり直す動きとなるでしょうか。
今晩米国では22:45にマークイット製造業PMI、23:00に建設支出、同じく23:00にISM製造業景況指数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇して始まっています。

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