ユーロドル:10月12 日のファンダメンタル分析
ユーロドルも安値1.1005レベルと大台目前まで下げた後も上値の重たい流れとなっています。FOMC議事録は現状維持決定は僅差であったとのことから年内利上げコースに変化は無いと見られ、想定内の内容であったことから目立った影響はありませんでした。
ユーロドル:10月12 日のテクニカル分析
ユーロドルは、大台目前でいったん買い戻しも出てきそうですが、あくまでも大台という心理的なサポートに過ぎません。これまでサポートとなっていた1.11台前半を明確に下回ってきたことで、逆に1.11台は強いレジスタンスとなってきたと考えられます。9月安値、8月安値と下回ってきたことで次は7月安値の1.0952レベル、そして英国国民投票直後の6月安値1.0912レベルをターゲットとする流れに入ってきたと見ています。本日は、1.1040レベルをレジスタンスに、1.0980レベルをサポートとする流れでしょう。
ユーロ円は、欧州市場前場までは104円台前半の安値圏でもみあいとなっていましたが、NY市場(ロンドン・フィキシング)で円売りが出たとの動きから115円台乗せ、その後やや押しての引けとなりました。ポンド円は荒っぽい動きをしているものの、中期的に先週安値に近づきやすいこともあり、ユーロ円もどちらかというと戻り売りが出やすいと考えられます。現在のドル円での円安トレンドが落ち着いてきたときには、ユーロ円も含めてクロス円は売りに転じやすい地合いです。本日のところは114.60レベルをサポートに、115.20レベルをレジスタンスともみあいを続ける流れ。
オーダー/ポジション状況
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