ユーロドル1.05台半ばでの方向感探り、バイデン大統領のインフレ対策待ち(5/10夕)

10日の東京市場でユーロドルはじり高後に反落。

ユーロドル1.05台半ばでの方向感探り、バイデン大統領のインフレ対策待ち(5/10夕)

ユーロドル1.05台半ばでの方向感探り、バイデン大統領のインフレ対策待ち

10日の東京市場でユーロドルはじり高後に反落。1.05台半ばで方向感に欠ける動きが続いています。朝方1.0561レベルで取引が始まったユーロドルは、日中、米株先物が反発の動きを見せたことから、夕刻にかけて1.0593までじり高推移しましたが、夕刻欧州勢参入後は売り優勢となり、一時1.0536まで低下後、東京時間19:30現在は1.0543レベルで取引されています。
夕刻発表された5月の独ZEW景況指数は現状は予想を下回りましたが、期待指数は予想比大幅改善、欧州株は値ごろ感からの買いに本日は全面高、米長期金利も夕刻は低下傾向と、やや為替の動きとはちぐはぐ感がある一方で、独10年物国債利回りが1.12%台から一時1.04%台に低下しており、これと歩調を合わせた形です。

目先の大きな材料であった、ロシアの戦勝記念日がイベントとしては良くも悪くも「不発」に終わり、新たな材料と水準を探って各市場の連関性が薄れているように見えます。

テクニカルにはユーロドルは、本日1.0557レベルの転換線に絡む動き。4月以降は基本的に転換線に頭を抑えられる動きが続いたため反発するための最初の壁となっています。ただ、市場全体としては、米欧の足元のインフレの過熱感や景況感の差から、ドルとのパリティ(1ドル=1ユーロ)方向に向かうとみる向きが依然優勢です。

この後重要な経済指標の発表等は予定されていませんが、バイデン大統領が本日インフレ対策を発表するとの報道があり注目されます。

ユーロドル1.05台半ばでの方向感探り、バイデン大統領のインフレ対策待ち

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