米12月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2022年1月4日10時現在予想
本日24時、米国12月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。前回11月はほぼ予想通りの結果になりました。それでも下図を見ると2018年8月高値(61.3)を下回った状態が続き、オレンジ色のPMI指数が昨年7月を高値にして一貫して下がっています。ISM>PMIの場合はまだ先行きは堅調さを保っていますが、時間経過で双方が下がってきます。オミクロン株の拡大で、米国経済の拡大見通しに水を差すのか注目されます。その意味で予想レンジ下限を切る結果になると要注意になります。
ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)
下図はドル円の週足チャートです。2021年初底値からのサポートA(=112円00銭)に守られてドルは上昇を続けています。Aから平行に上げたB(=116円70銭)でトレンドラインを形成しています。
短期的には9月下旬の底値からのC(=114円00銭)に沿って上がっています。一方で、上値は目先のD(=115円52銭)でダブルトップとして止められるのか、そのままBまでの流れに入るのかを見る形です。Dの週足は非常に長い上ヒゲ陰線ですので、ここが強い抵抗線なのか、あるいは通過点なのか、今日明日の動きで確認できそうです。今日のISMが万一レンジ下限になった時のプライスアクションを見たいと思います。尚、2020年3月底値からのサポートEは104円50銭にあります。
(1月4日11:30、1ドル=115円45銭)
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