9月8日のECB理事会が焦点(2016年8月22日)

市場の関心

9月8日のECB理事会が焦点(2016年8月22日)

ユーロドル:8月22日のファンダメンタル分析

調整売買主導の展開

今週は週末のジャクソンホール(カンザスシティ連銀主催の年次シンポジウム)に向けて、イエレン議長の講演に注目が集まりますが、週末にフィッシャーFRB副議長が利上げを示唆する発言を行ったことで、一層イエレン議長の発言に注目が集まっています。NY連銀総裁、FRB副議長に続いてイエレン議長も年内利上げを示唆する発言を行う可能性があるかどうか、今週はその一点にたいする思惑で動く週となりそうです。

ユーロドル:8月22日のテクニカル分析

先週のユーロドルは、ポンドの買い戻しとともにユーロ買いの動きが強まり、さらにドル売りの動きがユーロドルを一段高とさせた週でした。ここに来て高まりつつある米国の利上げ思惑が、ユーロドルにおいても多少はドル買い(ユーロ売り)の動きとなるでしょうし、ここまでかなり水準を上げてきたということからも今週前半は調整のユーロ売りが出やすいと見ています。本日も上値の重たい展開を予想し、1.1340レベルをレジスタンスに、1.1280レベルをサポートとします。

ユーロ円は、先週は基本的にドルを中心とした動きでしたが、112円台後半と113円台後半の中で上下しながらも、ユーロ買いの動きに沿ってやや水準を上げての週末クローズでした。そして、週明け早朝のドル買いの動きがドル円で強まっていることから、高値113.98レベルと先々週金曜に付けた高値の114.03レベル目前まで水準を上げました。今週前半は、ドル円の底堅さからいったんは新高値をつけに行く動きになりそうです。本日も基本的に底堅い動きを考え、113.50レベルをサポートに、114.10レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

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