ユーロドル:7月20日のファンダメンタル分析
ECB緩和見送りで短期的なユーロ高?
ユーロドルも欧州時間に発表されたユーロ圏の経済指標が弱かったことからユーロ売り・ドル買いの動きとなり一時1.1000の安値を付けましたが、これまで同様大台割れには買いがいる様子で若干戻して引けています。
ユーロドル:7月20日のテクニカル分析
トレンドのないレンジ相場続く
ユーロドルは、久しぶりの大台1.10トライとなりましたが、今回も攻めきれずやや戻す動きとなっています。最近のユーロドルは1.10の買いと1.11台半ばの売りとに挟まれ、比較的狭い値幅での取引を継続していますが、明日のECB理事会を前に売りを先行させている向きがいる様子です。英中銀MPCで現状維持であったことから、今週のECB理事会でも変化は無いと見る向きが多いのですが、今後の追加緩和に対しての総裁会見における発言が気になるところです。本日は、1.1040レベルをレジスタンスに、1.0990レベルをサポートと、いったんは大台割れをトライしやすいでしょう。
ユーロ円は、ユーロドルが下げた分水準を下げてきましたが、ドル円が底堅い動きを続けていることもあって、前日上げる前の水準に押した程度です。ドル円もそろそろ上値トライ終盤、ユーロドルも上値が重たい展開を続けそうですから、ユーロ円はじり安となりやすいと見ています。本日は、117.30レベルをレジスタンスに、116.40レベルをサポートとします
オーダー/ポジション状況
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