ドル円:7月19日のファンダメンタル分析
日本の財政・金融政策を期待する相場に回帰
週明けのアジア市場では早朝に106円台まで戻す場面も見られましたが、その後は東京勢も不在の中、105円台半ばでのもみあいを続けました。NY市場では、トルコ情勢が平常に戻ったことを確認し、再びリスクオンの動きからドル円は106円台に乗せてのクローズ。
ドル円:7月19日のテクニカル分析
ドル円は、再び106円台前半へと戻してきましたが、1月年初来高値から引けるレジスタンスラインが、現在は107円前後に位置していること、また既に英国国民投票前の水準へと先週1週間の短期で戻してきたことを考えると、106円台半ばから後半にかけては、テクニカルにも売りも出やすい流れにあると考えられます。株式市場は米国も日本も強いものの、こちらもかなりの短期間で上げてきたことを考えると、ここからの一段高には新たな材料が必要だと言えます。米国企業の好決算や安倍政権の経済政策に対する期待だけでは、そろそろ息切れしてもおかしくありません。
オーダー/ポジション状況
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