2月NY連銀製造業景況指数の予想(21/2/16)

日本時間2021年2月16日22時30分に発表予定です。

2月NY連銀製造業景況指数の予想(21/2/16)

2月NY連銀製造業景況指数の予想

本日、2月NY連銀製造業景況指数(NY)が発表されます。前回1月は予想を下回る3.5(予想6.0)でした。3ヶ月連続で予想を下回り、コロナ後の回復基調から、ややマインドが低下しています。今回の予想はやや上向きですが、それでもオレンジの移動平均線は下降気味で推移しています。
市場は、米国の新大統領就任の100日間ハネムーン期間中で、更に追加経済対策期待から、株高・債券安・ドル高となっています。しかしながら、雇用改善が不安を残す中、今日のNY連銀製造業景況指数を皮切りに、明日からは2021年1月分の数値(小売売上高、鉱工業生産指数など)が発表されます。市場の期待通りに、指標が裏付けてくれるのか否かを注目したいと思います。

2月NY連銀製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2021年2月16日9時00分現在予想

@ NY連銀製造業景況指数(青)と移動平均(オレンジ)

@	NY連銀製造業景況指数(青)と移動平均(オレンジ)

青の矢印は今回予想、赤はゼロ

AISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線

AISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線

(NY連銀製造業景況指数は2月予想値を加味した移動平均線)
上図AはISM製造業景況指数(ISM)とNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線を比較しています。ほぼ相関した動きになっています。しかしながら、ここ数ヶ月は青のISMが上向き、オレンジのNYは下向きになっており、乖離幅が広がっています。どちらにサヤ寄せするのか注目します。


下図は少し長めに採ったドル円の日足チャートです。ラインA(=103円90銭)を上抜き後はB(=104円50銭)に沿って、ドルが上昇しています。目先は先週高値を含むC(=105円70銭絡み)、次いでD(=106円20銭)、E(=107円10銭)そして、2020年2月高値からのF(=107円50銭)が控えています。どこまでトライ出来るのか、今日・明日の指標次第になりそうです。当面はBを割り込まないことが重要になります。

AISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線 2枚目の画像

(2021年2月16日13:00、1ドル=105円60銭)  

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