ユーロドル東京時間に上昇後夕刻反落、欧米株式市場の動向注視
27日の東京市場でユーロドルは上昇後に急落。東京時間は、昨晩大幅に下落した米株先物が堅調に推移する一方で、米長期金利が0.80%割れの水準に低迷したこともあり、夕刻にかけユーロドルは1.1836まで上昇しました。しかし、夕刻欧州勢参入後欧州の主要株価指数が本日も全面安に近い状況で始まったため、ユーロドルも17時台に一時1.1796の安値をつけ東京時間19:00現在は1.1805-10レベルでの取引です。
昨晩は欧米株の大幅下落により危険回避のドル需要が高まり、ユーロはほぼ全面安となりましたが、本日欧州株が軟調に始まったことから、再びドル買いユーロ売りが強まって、昨晩は割り込まなかった1.18を割り下値を拡大した形です。
テクニカルにはユーロドルは本日も一目均衡表の「雲」の上限に絡む動き。ただ、「雲」上限は来月にかけ1.17台後半に下落してくるため、このままの水準が続けば明日、明後日にも「雲」を突き抜けそうです。また、21日線も1.1775を上昇中で本日1.1785の転換線とともにサポートとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数は軟調継続。今晩この後は21:30に米9月耐久財受注、23:00に米10月消費者信頼感、リッチモンド連銀製造業景況指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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