ユーロドル1.08台で方向感なく推移
週末の東京市場でユーロドルは1.08台で方向感なく推移。日中は、トランプ大統領の経済活動再開指針に発するリスク選好の回復に、ドル売り優勢となり、ユーロが堅調な動きを見せましたが、夕刻にWTI原油先物が18ドル台まで急落するとユーロドルでもドルの買戻しが入り、1.0812と下値を広がる展開となりました。WTI先物は18.12ドルまで下落して反発、東京時間20:00現在は18.61レベル。ユーロドルもつれて1.0835レベルで取引されています。
ただ、WTIの下落で主要各国の株価指数先物もつれ安とはなったものの、昨日比では上昇しており、独DAX指数は前日比4%強上昇するなど全市場的なリスク選好の後退となっている雰囲気はありません。
テクニカルにはユーロドルは昨日来の下落で明確に21日線を割り込んできており、再びユーロ売りトレンドが鮮明になりつつあります。
今晩この後は23:00に米コンファレンスボードの景気先行指数の発表が予定されていますが-7.2%と大幅悪化が予想されています。
ユーロドル日足
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