ユーロ1.19近辺で方向感無く推移
週末の東京市場でユーロは1.19台前半を中心に方向感無く推移しました。
昨晩の海外市場では二日連続で期待を裏切った米物価指数に失望感とともに、インフレの加速による金利急上昇の懸念が後退したことによるある種の安堵感が漂い、米株を中心に株価は上昇、発表前のドル買いを手仕舞う動きも出て対ユーロでもドルが下落したことから、ユーロは対ドル1.19を回復してアジア時間を迎えました。
一応今週の主要なイベントは終了していることもあり、本日東京市場では昼過ぎまでは1.1910-25レンジでの横這い推移が続きました。夕刻にかけて欧州勢参入とともに、一旦1.1893まで下落するなどやや動きが出たものの、方向感は出ず東京時間18:00現在は再び1.1920-25レベルでの取引です。
底なしかと思われたユーロの下落も、週末を控えてのポジション調整も出て一段落した形です。
本日この後経済指標は21:30に米4月輸入物価指数、23:00 米国5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値がある程度ですが、22:15からドラギECB総裁のイタリアでの講演が予定されており、大きな変動の後だけに、特に急激な戻し方向は一応注意です。
序盤の欧州株価指数先物は昨日の反動か全般的に弱含みで推移。
オーダー/ポジション状況
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