2月NZ企業景況感指数
本日(金曜日)早朝、NZの2月PMI指数(企業景況感指数)が発表されました。
2月数値は53.4となり、前月の54.4(当初の55.6から下方修正)から下がり、大きく落ち込んだ昨年12月以降はあまり芳しい数値となっていません(下図)。2月数値は長期平均値53.3付近になっています。各項目を見ると、ほとんど前月から下がっていますが、僅かな光明は雇用が改善していることでしょうか。
(1)項目
(2)PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均(赤い線は長期平均値に置いています。)
PMI指数は50(黒い線)を基準に「良し・悪し」を示しています.
為替は発表前に0.7280〜85米ドル付近で推移していましたが、発表後から現在まで0.7250〜55米ドルまで小幅下落しています。
週初0.73台だった相場は最初の抵抗線0.7340〜50米ドルに止められ、指標悪化で反落しています。サポートは現在の0.7250米ドルが重要で、もしここを切ると0.7180米ドル付近までが視野に入ります。
ここは3ヶ月続いている大きなレンジ0.7180〜0.7440米ドルの下限で、ここを守り切りレンジに引き戻すか、新たなNZドル安になるか分岐点にくることになります。(3月16日10時40分、1NZドル=0.7314米ドル)
(以上)
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