ユーロ1.23台後半、方向感定まらず
30日の東京市場でユーロは1.23台で徐々に下値を広げる展開となりました。
昨晩は米景気回復期待を背景に長期金利が上昇、ユーロドルでもドルが買われ、1.23台前半に下落しましたが、金利の上昇で米株が下落したこともありその後ドルが反落、1.2380近辺で東京市場に引き継がれました。
東京時間にはユーロドルは方向感を失い、夕刻欧州勢参入後一時1.2335をつける局面もありましたが、その後1.24手前のレベルに上昇。
先ほど発表となったユーロ圏の4QGDP、消費者信頼感指数がいずれも事前予想通りであったことから、買い安心感から一旦1.24を上回るなど、結局方向感定まらずの状況が続いています。
今週は経済イベントや指標の多い週ですが、本日も22:00に12月独CPI速報値の発表があり、米国サイドは24:00に消費者信頼感指数が公表予定です。また、明日東京時間の午前11:00にはトランプ大統領の一般教書演説、翌1日日本時間未明のFOMC結果発表、更に週末には雇用統計と息つくひまなく重要イベントが続きます。
チャート上ユーロドルは1.2351レベルの転換線を一時割り込みながらも終値では維持、膠着感を強めています。昨晩の米株下落を受けて序盤の欧州株は軟調に推移。
まずは、トランプ大統領の一般教書演説、FOMCの中身を見てから本格的な動きとなるものと思われます。
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