日銀政策決定会合政策金利変更なし
物価見通し下方修正、さらに下振れリスクも
日本銀行は昨日より行われた政策決定会合において政策金利を-0.1%に据え置くことを決定しました。国債の買い入れペース(年間保有残高増加額)80兆円は不変。
また、同時に発表された「展望レポート」においては平成16年度コアCPI見通しを従来の+0.1%から-0.1%に、17年度を+1.7%から+1.5%に18年度も+1.9%から+1.7%に下方修正していますが、18年度までの見通し期間後半には2%に向けて上昇率を高めていくとしています。従来は2%達成を17年度中としていたのに対し、後ろ倒しとなっています。一方GDPの伸びに関しては16年から18年まで+1.0%、+1.3%、+0.9%と従来どおりの見方を示しました。さらに経済、物価の見通しについてはいずれも下振れリスクのほうが高いとコメントされています。
発表内容はおおむね予想通りだったこともあり、発表後ドル円は一旦上下にも見合いましたが、その後はややドル買いが優勢となり104.90前後の取引となっています。
また、日経平均先物もあわせて上昇しています。この後15時半からは黒田総裁の記者会見が行われる予定です。尚、本日は12時半から豪州中央銀行による政策金利の発表も控えています。
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