豪2QGDPはほぼ予想通り(2016年9月7日)

2016年第2四半期GDPはほぼ事前の予想通りの数値となりました。

豪2QGDPはほぼ予想通り(2016年9月7日)

オーストラリアの2016年第2四半期GDPは、ほぼ予想通り

2016年第2四半期GDPはほぼ事前の予想通りの数値となりました。

前期比伸び率…+0.5%(予想+0.6%)
前年比伸び率…+3.3%(予想+3.3%)

尚、第1四半期は、前期比+1.1%→+1.0%、前年比+3.1%→+3.0%へ若干下方修正されています。
(出所:オーストラリア統計局)

内需の最終需要が貢献

豪州統計局の発表内容見ますと、
今回GDPの伸びに貢献したのは、内需の最終需要となります。これが+0.6%となり、前期比ベースの伸びを全てカバーしています。最終需要の伸びは家計消費と公共支出の伸びとなっています。また企業投資は横ばいで、鉱山関連の企業投資減少を公共投資で補ったものとなっています。貿易関係は輸入の伸びが大きく、輸出の伸びは緩やかなものに留まった模様です。

以下、統計局の分析データから一部抜粋したものです。

オーストラリアの2016年第2四半期GDPは、ほぼ予想通り

@ 年率ベースで見た、セクター別の貢献度を統計局のチャートから見ると、セクター別に、最大の貢献は鉱山関連で+0.8%、金融保険関連で+0.5%、公共管理等+0.3%、建設と卸売が+0.2%となっています。製造業が▼0.2%となり最大のマイナスになっています。

オーストラリアの2016年第2四半期GDPは、ほぼ予想通り
 2枚目の画像

A 交易条件から見た推移をみると、上図は輸出と輸入の価格間にある相関を示したもので、輸出価格が輸入価格よりも早いペースで上昇(乃至、下降)していることを示しています。2011年をピークに価格は輸入>輸出になっています。前年比ベースで輸出は輸入より▼5.4%ですが、前期比ベースでは+2.3%(3月は▼2.1%)となり、下落に歯止めが掛かった数値になっています。

オーストラリアの2016年第2四半期GDPは、ほぼ予想通り
 3枚目の画像

B 実質可処分所得の推移を見ると、可処分所得の伸びが回復しています。前期比ベースで+1.0%、前年比ベースでは+2.1%になっています。まだ2002年〜2008年頃の推移と比較すると、やっと戻ったといった感じに留まっています。

その他、色々と分析指標ありますが、所得の伸びが抑えられて、貯蓄率なども下降気味になっており、GDPは良い数値でしたが、先々は決して盤石ではない様子です。

(注)豪州GDPの分析に関しては豪州統計局のHPより一部抜粋・和訳したものであり、詳細は統計局の本文をお読みください。

豪ドル/米ドルの相場は発表前に直近高値の1豪ドル=0.7689米ドルまで上昇し、直前には0.7670付近で推移していましたが、発表後に0.7655付近まで小幅下落し、現在は再度、発表前の水準0.7670〜75に戻しています。
ほぼ予想通りの内容に、始めは材料出尽くしの売り、次いで経済堅調での買い戻しの小幅反応したのみに留まっている様です。
0.7650と0.77に2つあった抵抗線の最初はクリアしていますが、まだ後者0.77の抵抗線には触れない動きになっています。今回、再度0.77トライして抜けきれないと一度0.76方向への調整が入りそうです。逆に、越えた場合は大きなレンジ(0.7500〜0.7820米ドル)の上限を試す流れになりそうです。その場合にシカゴポジションの豪ドルロングがどの様に出てくるか注目されます。(9月7日12:34、1豪ドル=0.7675米ドル)

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