ジャクソンホールでの講演に注目(2016年8月26日)

相次ぐFRB幹部の米利上げへの発言

ジャクソンホールでの講演に注目(2016年8月26日)

ユーロドル:8月26日のファンダメンタル分析

相次ぐ米経済に対する前向きな見方を示唆する高官発言

流れとしては、ダドリーNY連銀総裁、フィッシャーFRB副議長に続いて、イエレン議長も年内利上げの可能性を残しているといった、トーンは弱めでも利上げを示唆するような発言が出る可能性は高いものと見ています。その前に米国GDP改定値もありますが、週末を前に市場参加者の目はイエレン議長の発言に集中しています。9月利上げの可能性に触れる、あるいは利上げに対して消極的と取れる、と極端な見方を示さない限り、ややドルが底堅い動きを続けやすい地合いとなるでしょう。以下、簡単にチャートのポイントのみを示しておきます。下記レンジをそれぞれコアレンジとして、議長講演でどちらかにいったん振れるという見方でよいと思われます。

ユーロドル:8月26日のテクニカル分析

ユーロドルは、昨日こそやや買いが目立ったものの、ドル高の流れの中で1.13台は上値が抑えられやすい水準となっています。本日は1.1300レベルをレジスタンスに1.1250レベルをサポートとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドル円、ユーロドルともに底堅かったことから113円台半ばへと水準を上げましたが、この水準もこれまでさんざん見てきたもみあいの中心水準です。本日も動きはドルが中心となるでしょうからユーロ円は中立、113.30レベルをサポートに、113.70レベルをレジスタンスとします。

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