オーストラリア 10月住宅建設許可件数の予想
(発表11月30日、日本時間9時30分予定)
明朝(30日)、豪州の10月住宅建設許可件数が公表されます。9月は予想を下回るマイナス幅となり、10月予想もマイナスとなっています。
(11月29日11時00分現在)
上図の@は前月比、Aは前年比です。10月上旬までのロックダウンの影響で、今年3月高値から大きく落ち込んでいます。但し、@の前月比は移動平均線が僅かながらもプラスに転じています。Aの前年比は大きく落ち込んでいますが、やはり真価を問われるのは、ロックダウンが明けた次回の11月数値からと思います。その意味で、今回予想以上の結果になれば、@の移動平均線がもう少し上昇し、次回に繋がるかもしれません。但し、豪ドル対米ドル相場は相変わらず豪ドルが弱いので、予想以下なら売り材料の可能性が出てきます。
先週のシカゴポジション309内で0.7210〜0.7320の下降ウェッジを切れると0.7100〜10サポートまでの下値トライがあるとしましたが、金曜日に0.7111の底値を付け、丁度8月20日底値D(=0.7106)のダブルボトムになっています。ここが守られて反発するのか、今週の流れである程度の方向性が見えてきそうです。
下図は豪ドル対米ドルの日足チャートです。サポートA(=0.7270)を切れてから一段と豪ドルが売られています。現在は抵抗線B(=0.7230)とそこから平行に下したC(=0.7100)で豪ドル安トレンドラインを形成しています。下限は丁度ダブルボトムのDにも当たるので、ここがポイントになります。このトレンドラインは5営業で60ピップス程度下がるので、Dを切ってくればトレンドラインに沿ってCは今週末に0.7040までの下値が見えてきます。一方で上値は0.7170に強い抵抗線があり、越えれば0.7200とBになります。そしてEは0.7325にあります。先週は金曜日に円やユーロが買い戻されましたが、オセアニア通貨は売られましたので、今週はドル全面安の流れになるか、明日からの指標と米金利の動向を見たいと思います。尚、シカゴポジションは感謝祭の影響でポジションが更新されませんでした。更新され次第お送りします。
(11月29日13:50、1豪ドル=0.7141米ドル)
オーダー/ポジション状況
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