ユーロドル軟調、再び1.18割れ (10/13夕)
13日の東京市場でユーロドルは反落。朝方は1.1813レベルで取引が始まり小幅に上値を伸ばしたものの9時前から値を崩し1.18を割り込む流れとなりました。夕刻欧州勢参入後、一時1.1778まで下値を広げ、東京時間18:00現在は1.1787近辺での取引です。特段の要因がない中で本日のユーロドル反落は、アジア時間の米株先物の動きにほぼ沿った動きとなっています。また、夕刻発表された、10月の独ZEW景気指数が予想外に落ち込んだこともユーロの頭を重くしました。
ユーロドルは米株式市場の楽観的な動きに先週末来上値を伸ばしてきた一方で、英国のEU離脱交渉の事実上の期限10/15を前にした交渉決裂への警戒感が重石となっています。ここからしばらくは、この二つの要因の影響力の強弱がユーロ相場を支配しそうです。
テクニカルにはユーロドルは、大きくは変わらず。一目均衡表の「雲」の中を移動しながら、気持ち21日線や基準線から上放れた位置で推移中。あまり明確な方向性は出ていません。
序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は21:30に米9月CPIの発表が予定されています。
ユーロドル日足
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