バルチック海運指数
今週は海運株が上昇率上位となることが多く、その理由がバルチック海運指数の上昇が材料視されたという説明がされていましたので、バルチック海運指数とは何なのか、どのようなチャートなのか、実際に海運株と同じ動きをしているのかあたりを見ていきましょう。
バルチック海運指数とは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数で、指数の変動要因は港湾のインフラや気象状況なども影響しますが、輸送需要の増減が最大の要因です。
バルチック海運指数は1日1回発表のワンレートですから、日足ではラインチャートとなりますが、平均足表示することで傾向がよくわかるようになりますので、ここでは平均足で表示してあります。1日ワンレートの平均足では平均足終値=実際のレートです。つまり前日のレートと当日のレートの上下が平均足の色の変化で示されます。
確かに上がってはいますが1月中旬から2月中旬にかけては海運指数は大きく下げてますが、例えば海運最大手の日本郵船株(9101)は1月下旬から既に上昇に転じています。長い目で見ると必ずしも海運指数と海運株との相関は高くは無さそうですが、世界的な景気回復の判断材料としては継続的に見ていくとよさそうです。
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その他
Edited by:山中 康司
2021.02.12
日経平均ターゲット(2/11アップデート)
日経平均の史上最高値は1989年12月の38,957.44で、そこからバブル崩壊そしてリーマンショック後の2008年10月にバブル崩壊後の最安値6,994.90をつけました。
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