南アCPI 7%に上昇(2016年3月23日)

日本時間の夕刻に発表となった南アフリカの2月の消費者物価指数は前月の6.2%から更に上昇し、事前予想の6.8%を上回る7.0%となりました。

南アCPI 7%に上昇(2016年3月23日)

南アCPI 7%に上昇

日本時間の夕刻に発表となった南アフリカの2月の消費者物価指数は前月の6.2%から更に上昇し、事前予想の6.8%を上回る前年比7.0%となりました。コノ数字は2009年以降最も高い数字となりました。南アフリカではここ30年で最悪とされる干ばつに見舞われており、食料価格が高騰、資源価格の下落に伴う為替レートの下落が輸入製品価格を押し上げていることが今回の更なる物価の上昇につながったものです。

この結果を受けて南アフリカランドは対ドルで15.30越え、対円では7.36までやや弱含んでいます。
この水準は中銀のインフレ目標を明らかに上回るものと考えられ、景気低迷と為替レートの下落、国内のインフレといった要因に悩む今後の南アフリカ準備銀行にますます難しい金融政策の舵取りを迫りそうです。

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