NZ政策金利(2015年12月11日)

NZ準備銀行は12月10日に今年4回目となる利下げを実施しました。

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NZ政策金利(2015年12月11日)

NZ政策金利

NZ準備銀行は12月10日に今年4回目となる利下げを実施しました。中銀は25ベーシス利下げして、2.5%になりました。結果2014年初時点まで金利を巻き戻したことになります。(下図ご参照)

マーケットウォッチ紙からの記事を抜粋すると、
…今回の利下げは米国の利上げインパクトの評価を待つよりも、自国経済の活性化に繋げる様な手助けになる行動を選択したものである。

インフレは0.4%で、中銀(RBNZ)目標の1〜3%を下回っているが、Wheeler総裁は2016年初めには目標レンジ内に動くことを期待している。しかし、中銀はもし必要と感じるならば、インフレ達成のために将来の利上げを考慮すると忠告している。

「我々は現状の金利で(目標を)達成できると期待しているが、中銀はこの状況が将来にも是認されるならば、また利下げをするだろう。我々は引き続き経済データを注意深く監視している」と述べている。

中銀は9月時点では、一段の行動(利下げ)を取ることへの準備は弱めていた。しかし12月の利下げは市場の一部中銀ウォッチャーの間では予想をしていたようだ。

弱いインフレ、軟弱な商品価格、予想より強いNZドルにより、中銀は行動を起こしたようだ。
また夏の予想された干ばつにより、農業従事者を直撃し、もう一段の早期行動が必要だった模様。

NZドルは9月以降、対米ドルでは弱くなっていたが、バスケット通貨の中では強く、輸入物価下げの圧力になっていた。
「通貨高は持続的成長を適切に支えるためにはあまり手助けにはならない」と中銀は述べている。

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