ユーロドル:3月31日のファンダメンタル分析
ユーロドルは一段高、他通貨同様にドル安の流れが続き直近高値を上抜ける展開となりました。NYダウは夜間取引の時間も含めて買いが続き、基本的に3月FOMCの時と同様に株高(上記の通り日経平均のみ円高を嫌気した売り)、ドル安という展開になっています。イエレン議長の発言がFOMCを踏襲したもので、まるでその間のタカ派寄り地区連銀総裁発言が無かったかのようなものであったことから、至極当然の動きとも言えます。どちらかというと、もしドットプロット(FF金利見通し)でハト派寄りの見通しを示した地区連銀総裁が、その後タカ派寄りの発言をしたのだとすると、そちらの方が一貫性に欠けるということになります。
ユーロドル:3月31日のテクニカル分析
ユーロドルは2月高値1.1377レベルを視野に入れる展開となってきましたので本日も押し目買い方針、1.1300レベルをサポートに、1.1380レベルをレジスタンスとする流れでしょう。
ユーロ円は、東京市場では円高に押され、海外市場ではユーロ高に引き上げられる展開となりましたが、日足チャートを見てもわかる通り、先週までの高値を切り下げるレジスタンスラインを週初に上抜け、引き続き上値を追いやすい展開が続いています。現状は128円台前半をターゲットに緩やかな上昇トレンドにあると考えられます。本日は、127.20レベルをサポートに、127.80レベルをレジスタンスとする流れとします。
オーダー/ポジション状況
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