新年度入りで下値は限定的(2016年3月31日)

円高局面

新年度入りで下値は限定的(2016年3月31日)

ドル円:3月31日のファンダメンタル分析

イエレン議長発言の余波が残り東京市場でもドル安の動きが続きました。特にドル円でのドル売りが目立ったことから、アジアの主要株価指数が上昇する中で日経平均のみが下落、後場に入ると株安と円高とが相互に足を引っ張り合いながら、欧州市場と重なる時間帯には一時112.02レベルの安値を付けました。その後、海外市場に移ってからはドル円は買い戻しも出て112円台半ばを中心としたもみあいとなりましたが、ユーロドルはドル一段安(ユーロ高)の動きとなり、NY市場で1.1365レベルまで上昇、ユーロ円も前日高値を上抜け127.82レベルまで水準を上げました。本日は本邦年度末ということもあり、一部の実需を除くと動きにくい流れとなりそうです。

ドル円:3月31日のテクニカル分析

ドル円は、イエレン議長講演前まではドル高をトライする機運もあったのですが、一気に水準を下げたことから長期的には111円から114円台半ばの間でのもみあいを継続しやすいチャートとなっています。その中で現状は112円台で明日の米国雇用統計を前に待ちの状態となっています。本日は基本的にもみあいと見て、112.15レベルをサポートに、112.75レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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