豪ドルシカゴポジション(CME)
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年3月15日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
NZドル/米ドル=100,000NZドル
ユーロ/米ドル=125,000ユーロ
円/米ドル=12,500,000円
コメント
3月15日現在までの枚数をベースに、15日までの豪ドル/米ドルはその週内高値の0.7590から15日のシカゴ締日に掛けて0.74までポジション調整売りをしましたが、再度18日にかけて、高値0.7680付近まで豪ドルを買い、現在は0.76絡みまで反落しています。ポジション積み増しし、すぐ手仕舞しているので、これ以上の豪ドル買いは慎重になっている様子です。この高値は0.7650〜60抵抗線を少し越えたレベルまでトライした形になっています。
先週のローソク足は実体部分が小さくて上下にヒゲを作り、豪ドルの高値圏で出ているので、目先は先週レンジ(0.7410〜0.7680)に収斂し、どちらか抜けた方に付いていく形となります。引き続き、豪ドルの押し目を買っても、手仕舞いを確実にしておいた方が良さそうです。
NZの予期せぬ利下げに対NZでの豪ドル高傾向が続いているので、次回豪州の金融政策発表日(4月5日)が近づけば近づくほど、豪ドルの追随利下げの話題出る可能性あるので、この材料は要注意となりそうです。
豪ドル/米ドル
(ご参考)これまでの15回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフはネットポジション(左目盛)、折れ線は締日の終値(右目盛)です。
オーダー/ポジション状況
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