拙速なユーロ売りは自重すべき局面(2016年3月1日)

G20の結論は、

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拙速なユーロ売りは自重すべき局面(2016年3月1日)

ユーロドル:3.月1日のファンダメンタル分析

ユーロドルは、完全に12月〜1月のもみ合い水準へと戻してきました。2月はいったんもみあいを上放れ1.13台後半まで上伸したものの、結局は3月のECB追加緩和を前に1か月かけての行って来いとなった値動きです。ある意味ニュートラルな水準へと戻してきたと考えられ、ここからはECB理事会(10日)、日銀金融政策決定会合(14・15日)、FOMC(15・16日)に向けて金融政策を意識した展開となりやすくなってきます。

ユーロドル:3.月1日のテクニカル分析

ただ、その前に今週金曜の米国雇用統計もありますので、細かな振れは続きます。本日はユーロドルも戻り売り、1.0915レベルをレジスタンスに、1.0840レベルをサポートとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドル円の下げ、ユーロドルの下げと双方が効いて大きく水準を下げる結果となりました、既にテクニカルなサポートは割り込んで時間が経過していますが、近いところでは121.95が大きなターゲットとなります。これは、2012年安値(94.13レベル)と2014年高値(149.78レベル)の半値押しにあたり長期的なターゲットとなっています。本日のところはユーロ円も当然戻り売り、122.90レベルをレジスタンスに121.95レベルをサポートとします。ターゲット達成後の目先の反発には注意が必要でしょう。

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