ドル円 105円台前半で小幅反発  (10/15午前)

15日午前の東京市場でドル円はじり高推移。

ドル円 105円台前半で小幅反発  (10/15午前)

ドル円 105円台前半で小幅反発

15日午前の東京市場でドル円はじり高推移。朝方105.17レベルで取引が始まったドル円は、一時105.09まで下落する場面もありましたが、昨晩の海外安値105.04には達しないままじり高に転じ105.30まで上昇。東京時間正午現在も105.25-30レベルで取引されています。
日経平均は米株安を嫌気して109円安で午前の取引を終了しています。

昨晩の海外市場ではムニューシン財務長官が「追加経済対策の選挙前の早期合意は困難」などと発言したことからリスク回避の動きが続き、米株は軟調推移。一方でFRB関係者の発言等から金融緩和策の長期化見通しが一段と強まり、米長期金利が低下傾向であったことも重なってドル円は一時105円を窺う動きとなりました。しかしながら105円割れトライには失敗したことから、今朝方はやや反発しての取引となっています。

テクニカルにはドル円は昨晩の下落で本日ここまでの動きでは21日移動平均線を下放れ、10/5に上方ブレイクした6月以降の中期下落トレンドラインの中に復しています。
株式市場も、為替市場も基本的には手掛かり難で取引が活発とは言えない状況が続いています。
そんな中で本日から開催されるEU首脳会談では英国との自由貿易協定をめぐる条件が議論されるとみられます。昨晩の首脳間での電話会議も物別れに終わった中で、本日を交渉期日と自ら定めた英国が、交渉継続に足りる何らかの譲歩をEUから引き出せるのか注目されます。

ドル円 105円台前半で小幅反発

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