積極的な投資再開は難しい(2016年6月27日)

ブレグジット

積極的な投資再開は難しい(2016年6月27日)

ドル円:6月27日のファンダメンタル分析

短期間での終息は期待薄

ブレグジット、そしてスペイン再選挙後の週明けということから早朝市場は緊張をもってのスタートとなりましたが、東京市場では株価が反発したこともあって、為替市場も落ち着いた動きを見せました。ドル円は101円台後半を中心としたもみあい、ユーロドルも上値は重たかったものの1.10台前半でのもみあいを続けました。唯一ポンドはじり安の展開を辿り、NY市場では金曜安値を下回り1.3119レベルの安値を示現、長期的なポンド安を見込む向きが多い中で戻しの弱い動きを続けています。

ドル円:6月27日のテクニカル分析

ドル円は、現状ではブレグジット後の戻し高値103.26レベルをレジスタンスに、下値は安値99.00と戻し高値との半値押しにあたる101.13をサポートとする流れの中で落ち着きどころを探っている段階にあります。ブレグジットは長期的なてーまではあるものの未消化ですし、今後英国発のリスクオフ相場が再開すれば円高に動きやすい地合い自体には変化はありません。今はいったん踊り場にあり、次の動きを見極めている段階にあります。本日は昨日の安値圏101.40レベルをサポートに、同高値圏102.40レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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