FOMCは「金利据え置きは全会一致で決定」と発表

FRBは15日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きを決定。

FOMCは「金利据え置きは全会一致で決定」と発表

FOMCは「金利据え置きは全会一致で決定」と発表

政策金利据え置くも内容はハト派的

6月15〜16日のFOMCで、政策金利の据え置きが決定されました。
具体的には
1. 米労働市場は再び力強さを増すとの見方を示し
2. 年内2回の米利上げを実施するとの姿勢を示しました。
ただ、
同時に公表された経済見通しにおいて
1.2016年と2017年の成長見通しを引き下げ、
2.今年の年末以降は、金融政策引き締めに関して、
やや積極的でなくなる可能性を示唆。

市場はこの内容を、ハト派的と受け取り、
ドル売り、金利下げで反応しています。

CMEのFEDウオッチによると、
先物が織り込む12月の利上げ確率は47%へ、
FOMC声明発表前の51%から低下。
ドル円は、発表前の106.10レベルから、105.44レベルへ下落。
ユーロドルは、発表前の1.1235レベルから、1.1298レベルへ上昇。
米10年債は、1.6%台から、1.5%台へ。
という動きです。

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